三光寺日記

10月も半ばを過ぎ、 季節はずれの様な台風が来る中、珍しいお客が有りました。 　然しながら、猿の方は今年の夏から裏山に住み着いている様子なので、特に珍しくもなく、猿も姿が写真に撮れたので載せてみました。 　珍しいのは、下の写真のコウノトリです。 　昔は、この鳥を鶴と呼んでいたようですが、日本中どこにでも居たこの鳥が、絶滅危惧種となり、現在兵庫県の豊岡市だけで 人工繁殖にて、僅かづつですが数を殖やし 自然に放鳥されています。 　そんな鳥を、まさか当山の近くでお目に掛かれるとは、甚だ幸運と言うほか有りません。

朝晩の寒暖差が、季節の移り変わりを感じさせます。 今年の夏頃から、当山の裏山に居たであろう10数匹の猿の群れが、境内に出没するようになりました。 庫裡や本堂、その他のお堂の屋根を利用して、反対側の山に移動して行きます。 昨日は、その道すがら、庫裡の屋根に設置して有る、太陽熱温水器を破壊して行きました。 器具に映る自分の姿を、縄張を荒らしに来た猿と思っての行動だと思われますが、甚だ迷惑な事です。